沖縄コロナ356人感染、4人死亡 直近1週間で1倍超す(10月19日朝)  

 沖縄県は18日、新たに356人が新型コロナウイルスに感染し、60~80代の男女計4人が感染後に死亡したと発表した。亡くなった4人は全員基礎疾患があり、施設入所中、または医療機関に入院中だったという。

 新規感染者の年代別では10代が60人と最多で、続いて40代が57人、30代が53人、20代が48人などだった。直近1週間の新規感染者は前週比1.06倍で、1倍を超えたのは8月22日以来となる。

 入院患者は74人。県全体の病床使用率は11.1%で、圏域別では本島12.0%、宮古10.6%、八重山3.3%だった。

 県は同日、4~6月に名護市や北部保健所管内の社会福祉施設で起きたクラスター(感染者集団)5例を報告した。

 米軍基地関係の感染は4人。 (嘉陽拓也)【関連記事】
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