都民ファーストの会 新代表は11月5日選出へ

東京の地域政党・都民ファーストの会は荒木千陽代表の辞任に伴い、11月5日にも新たな代表を選出する見通しであることが分かりました。

10月18日、連合東京の会合に出席した都民ファーストの会の増子博樹幹事長は、荒木代表と伊藤悠共同代表が辞任したことを明らかにしました。そして、都民ファーストの会として代表選挙をした上で11月上旬に新たな代表を選出する意向を示しました。増子幹事長は会合の中で「すでに都民ファーストの会として選挙管理委員会を設置し、11月5日にも新代表を選出する予定で動いている」と発言しました。また、新たな代表が決まるまでは増子幹事長が代表の職務を代行するとしています。

都民ファーストの会の選挙担当者にTOKYO MXが取材したところ、11月1日午前に代表選挙の告示をするとともに、立候補届を受け付ける予定です。また、立候補条件は都民ファーストの会に所属する都議会議員か区市町村議員で、投票はこれらの議員とそれぞれの地域の支部長ができるということです。担当者は「まだ若い政党なので未成熟なところもあるため、成熟するための選挙にしていきたい」と話しています。

一方、都民ファーストの会に造反行為をしたとして除名処分された議員が、都議会の新たな会派を結成したことが分かりました。新たな会派の名称は「ミライ会議」で、除名処分となった桐山ひとみ議員、田之上郁子議員、米川大二郎議員の3人が所属します。

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