「私的に使うパソコンを購入した」詐欺容疑で逮捕の神石高原町職員

広島県神石高原町の職員の男ら2人が詐欺の疑いで逮捕された事件で、職員の男が「私的に使うパソコンを購入した」などと説明していたことが分かりました。

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詐欺の疑いで送検されたのは、神石高原町の住民課地籍調査室長、松本武士容疑者(54)と会社役員、河相和昭容疑者(79)です。

この事件で警察は18日夜、神石高原町役場を捜索しました。警察によりますと、2人は共謀し、ことし2月、河相容疑者の会社から事務用消耗品を購入したように装って、町から合わせて12万円あまりをだまし取った疑いが持たれています。

町によりますと3月中旬に内部通報を受け調査をすすめたところ、松本容疑者から「パソコンを私的に購入した」と説明があったことから、被害届を警察に提出。警察は松本容疑者の自宅も捜索したということです。

警察は松本容疑者が河相容疑者に私物を要求し、消耗品を納入したように装ったとみて、余罪についても調べています。

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