「いつでも訪れてみたい空間を築きたい」商店街に休憩スペース 飲食販売やリサイクル本配布で市街地活性化の社会実験ー静岡・沼津市

今後の駅の高架化を見据え、中心市街地の活性化に取り組んでいる静岡県沼津市では、仲見世商店街で10月27日から2022年第2弾の社会実験を実施することにしました。

<沼津市 頼重秀一市長>

「快適で楽しめる空間、いつでも訪れてみたい空間をともに築き上げていきたい」

静岡県沼津市は、今後の駅の高架化を見据え、「ヒト中心のまちづくり」を掲げて中心市街地の活性化に取り組んでいます。2022年4月にも、駅前通りの1車線を規制しての社会実験をしましたが、今回は第2弾として沼津の中心街・仲見世商店街で訪れた人の滞留を促す取り組みを行います。

具体的には、通りにイスやテーブルを設け、パンやコーヒーなどを販売するほか、5月末に閉店した旧マルサン書店1階を活用し、リサイクル本の配布や写真展なども開催する予定です。

市ではこの社会実験で、駅前から旧国道1号方面への回遊性の向上も検証したいとしています。この社会実験は、10月27日から11月15日まで行います。

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