ANAと福島県ら、包括的なMaaS連携開始 福島空港利便性向上を目指す

福島県、全日本空輸株式会社(以下、ANA)、ANAあきんど株式会社(以下、ANAあきんど)は、福島空港利用の利便性を向上させ、より多くのユーザーが快適に利用できるよう、包括的なMaaS連携を開始する。10月12日付のプレスリリースで明かした。

ANAは、これまで全国各地の自治体や交通事業者とさまざまなMaaS連携を行ってきた。これらの取り組みで得た知見をもとに、福島県が考える「MaaS活用による福島空港の利便性向上」に寄与できると考えたという。ANAグループと自治体とのMaaSにおける包括的な連携は全国で初だ。

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具体的には、ANAが提供する経路検索サービス「空港アクセスナビ」と福島空港の二次アクセス(空港リムジンバス、乗り合いタクシー、無人貸出レンタカー等)を連携する。これにより、空港から(または空港まで)の経路検索から、バスの乗車券の事前購入、およびデジタルチケットによる乗車券利用、タクシー予約等が可能となる。また、福島空港のWebサイトと各種機能を連携することにより、経路検索や乗合タクシーの予約が可能だ。

なお、3者は、便利でシームレスな移動の実現に向けてMaaS連携を推進していくとともに、福島空港を利用するすべての人々にとって利便性の高い快適な環境の提供に努めると述べている。

(出典:ANA Webサイトより)

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