宮城県職員の月給とボーナスを3年ぶりに引き上げるよう勧告 人事委員会

宮城県人事委員会は、県職員の月給とボーナスについていずれも引き上げるよう勧告しました。引き上げられれば3年ぶりとなります。

県人事委員会は19日、村井知事に対し県職員の月給を平均で0.25パーセント、ボーナスを0.10カ月分それぞれ引き上げるよう勧告しました。

人事委員会によりますと、県内の民間企業と比較したところ県職員の平均の月給が914円下回っていたということです。

ボーナスも年間で4.3カ月分と民間を0.10カ月分下回っていたとしています。

月給、ボーナスの引き上げ勧告はいずれも3年ぶりです。

村井知事「県の財政に与える影響等を勘案しながら結論を出したいと思いますが、基本的には人事委員会の勧告は今までも全て尊重して参りましたので、これをベースに組合交渉等に入りたいと思う」

県の行政職の平均年齢は、41歳で勧告通り引き上げが実施されれば、年間給与は5万2000円増え594万5000円となります。

県の人件費は、約13億8800万円増える見込みです。

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