浜松市長選に総務省課長・中野祐介氏を自民などが擁立へ 現職鈴木市長は「任期をまずは全力で全う その後のことは時期を見て」

任期満了に伴う2023年春の浜松市長選で、自民党などが総務省課長の中野祐介さんを独自候補として擁立する方向で最終調整を進めていることがわかりました。市長選をめぐる具体的な動きは、これが初めてです。

浜松市長選の候補者として、自民党と市内経済界の一部が擁立を進めている中野祐介さんは、浜松市出身の52歳です。これまでに北海道副知事や地方創生担当大臣秘書官などを歴任し、現在は、総務省の都道府県税課長を務めています。

前回の静岡県知事選でも、中野さんの擁立に動いていた自民党。国との連携に期待できる候補者として絞り込んだといいます。

まだ次期市長選への態度を表明をしていない現職は…。

<浜松市 鈴木康友市長>

Q.自民党が中野氏を擁立する方向ですが…

「これはそれぞれの会派のみなさんの方針と思いますので、そう受け止めています」

Q.ご自身の進退は?

「2月に区の再編の条例制定を控えている。とにかくあと半年の任期をまずは全力で全うする。その後のことについては時期を見てしっかり皆さんにご報告したいと思っている」

動き始めた浜松市長選、4期にわたって市政を担う鈴木市長の動向も注目されます。

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