小田原の空き家に侵入、10万円記念硬貨など盗む 神奈川県警、容疑の男を追送検 茅ケ崎ではプリペイドカードも

茅ケ崎警察署

 神奈川県警茅ケ崎署などは19日、邸宅侵入と窃盗の疑いで、群馬県出身で住所不定無職の男(58)=別の邸宅侵入罪などで公判中=を追送検した。

 追送検容疑は、6月23日ごろ、平塚市の男性(54)が所有する小田原市国府津の空き家に侵入し、現金2千円と10万円の記念硬貨1枚を盗んだ、としている。

 署によると、調べに対し「生活するためにやった」と供述、容疑を認めている。男は「東京や神奈川、埼玉で70件ぐらい空き家に入った」とも供述し、署が裏付け捜査を進める。

 男は4月と7月にも茅ケ崎市内の空き家に侵入し、プリペイドカードを盗んだなどとして邸宅侵入や窃盗などの疑いで署に逮捕されている。

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