コロナ禍によりアップデート…地域のお祭りが「謎解きイベント」となって大好評

TOKYO MX(地上波9ch)朝の報道・情報生番組「堀潤モーニングFLAG」(毎週月~金曜7:00~)。10月13日(木)放送の「フラトピ!」のコーナーでは、地域を盛り上げる“謎解きイベント”をキャスターの大坪奈津子が取材しました。

◆コロナ禍だからこそ生まれた新たな地域活性化イベント

大坪が向かったのは、世田谷区の烏山(からすやま)地域。そこでは11月13日(日)まで「謎解き蘆花(ろか)まつり」が開催中。これはそもそも「蘆花まつり」として催され、以前は露店を出す一般的なお祭りでしたが、2021年から謎解きをメインにしたイベントへと変貌しました。

その理由について、実行委員長の水野さんは"コロナ”を挙げ、「密を避けるというなかで何か良い祭りができないかとなり、『謎解きゲームというのがありますよ』と聞き、とにかくやってみようということになり、(いざやってみると)予想以上に反応が良かった」と企画の背景を明かします。

人が集まることができないコロナ禍でも地域活性化を目指し、発想の転換で生まれたのがこの「謎解き蘆花まつり」です。

このイベントは誰でも無料で参加可能で、世田谷区民センターなどで配布されている冊子をゲットするか、あるいはスマートフォンからもエントリーできます。

謎解きは烏山地域を巡る3種類のコース(寺町コース・蘆花恒春園コース・烏山のんびりコース)を用意。どれも違う問題が設定されています。

実際に謎解きに挑戦した大坪は「謎解きをしながら普段行かない場所も見ることができて、運動にもなりますね!」と楽しんだ様子。各コースどれかひとつをクリアすると、温泉ペア宿泊券や人気ゲーム機、商品券などが当たる抽選に参加することができます。

「謎解き蘆花まつり」開催に伴って行われたオープニングセレモニーでは、その日限りの謎解きも用意。まずは5つの謎を解き、◯の中に文字を埋めていきます。

全ての文字が埋まったところで矢印の部分を縦読みすると、「Aかじよめ(赤字読め)」との指示が。

そこで問題文の赤い文字を繋げ、解読するとそこにあった答えは…? 大坪は見事に謎を解き、満面の笑みを浮かべていました。

◆地域の頑張りに、堀潤&Z世代からも絶賛の声

スタジオでその様子を見ていたキャスターの堀潤は「よく解きましたね~」と大坪を称えます。キャスターの田中陽南も「楽しそう」と興味を示し、「今は謎解きがかなり流行っていて、私の周りでもいろいろな地域で謎解きに参加している人が多い」とその人気のほどを語ります。

食文化研究家で株式会社食の会 代表取締役の長内あや愛さんは「普段行けないところに行けて、密も避けられ、健康にもなれる。いいこと尽くめですね」と笑顔をのぞかせます。

堀は、コロナ禍で足元の良さを見直そうという動きが盛んになる中、ベンチャー企業で地域に人々を誘うサービスを展開して急成長している会社があるとも指摘。

慶應ビジネススクール2年(MBA)の池田颯さんも「お祭りは昔からあったということだが、コロナという環境に合わせて姿を変え、しかもトレンドも盛り込んで(謎解き)クイズにする。アップデートしていく実行委員会の方々のメンタリティは尊敬する」と絶賛。

株式会社ABABA代表の久保駿貴さんは「初見だと難しそうな謎解きだと思ったが、(謎解きがあることで)会話のきっかけが生まれて、家族でも、パートナーと行っても楽しめそうで、非常にいいなと思った」と感心しきりでした。

なお、「謎解き蘆花まつり」は11月13日(日)まで、毎日9:00~16:00まで開催中です。

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<番組概要>
番組名:堀潤モーニングFLAG
放送日時:毎週月~金曜 7:00~8:00 「エムキャス」でも同時配信
キャスター:堀潤(ジャーナリスト)、田中陽南(TOKYO MX)
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/variety/morning_flag/
番組Twitter:@morning_flag

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