ドラフト会議、福井県関係は濱将乃介らが指名待つ 10月20日開催、9球団が1位指名を公表済み

12球団のドラフト1位指名予想

 プロ野球の新人選手選択会議(ドラフト会議)が10月20日午後5時から東京都内のホテルで開かれる。19日にヤクルトが東芝の吉村貢司郎投手、中日が沖縄大学の仲地礼亜投手の指名を表明し、1位指名を公表したのは計9球団となった。全て別の選手で、会議前から駆け引きが繰り広げられた。⇒福井県の濱将乃介選手が指名5位

 巨人は今夏の甲子園大会で3本塁打を放った香川・高松商業高校の浅野翔吾外野手、日本ハムが投打の二刀流で注目される日本体育大学の矢沢宏太投手の指名を公表。広島は北海道・苫小牧中央高校の斉藤優汰投手、オリックスは白鴎大学の曽谷龍平投手、ソフトバンクは愛知・誉高校のイヒネ・イツア内野手、楽天は立教大学の荘司康誠投手、西武は早稲田大学の蛭間拓哉外野手を1位指名する。

 他には甲子園大会で活躍した大阪桐蔭高校の松尾汐恩捕手、滋賀・近江高校の山田陽翔投手らが注目される。

 福井県関係は、独立リーグの日本海オセアンリーグ(NOL)の福井ネクサスエレファンツから俊足巧打が持ち味で今季のリーグMVPを獲得した濱将乃介内野手と、本塁打王に輝いた阪口竜暉外野手(福井・敦賀気比高校出身)が指名を待つ。

⇒福井ネクサスエレファンツの濱将乃介内野手が年間MVP

 高校生では高い身体能力を誇り、野手としてのプロ入りを目指す福井工大福井高校の向嶋大輔選手がプロ志望届を提出している。

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