平和首長会議総会2日目 “平和文化”を提唱 元国連事務次長が講演 広島

世界の都市から核廃絶を訴える平和首長会議の総会は最終日の2日目をむかえ、平和文化を提唱した元国連事務次長が講演しました。

元国連事務次長のアンワルル・チョウドリー氏はバングラデシュ出身で、国連常駐の政府代表や安全保障理事会議長などを務めました。

平和の文化を広めるためニューヨークを拠点に市民団体を創設したことでも知られています。

元国連事務次長 アンワルル・チョウドリー氏「平和とは単に戦争や対立が終わることではありません。真の平和とは差別・偏見・不正義・不平等のないことです」

会議は20日、核なき世界の実現を訴えるヒロシマアピールを採択し閉会する予定です。

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