セブンイレブン、川越食材の限定商品を発売 3種類を10月末まで 川越、ふじみ野、三芳の計68店

川越市の市制施行100周年記念商品の(右から)さつまいもおこわ、スイートポテトのカンノーロ、川越太麺焼そば

 コンビニエンスストアを展開するセブン―イレブン・ジャパン(本社・東京都)は、埼玉県川越市の市制施行100周年を記念して、地元産食材を使った3種類の商品を発売した。11日に販売を開始したのは、スイーツの「スイートポテトのカンノーロ」(税込み291円)と「川越太麺焼そば」(399円)。おにぎりの「さつまいもおこわ」(同151円)は、4日に発売した。川越市、ふじみ野市、三芳町のセブン―イレブン計68店で10月末まで販売。食材がなくなり次第、終了となる。

 カンノーロとおこわは、川越市内のサツマイモ農園「山田園」が生産した「ベニアズマ」を使用。品種の特徴になっている甘さと、しっとりしたやわらかさが味わえる。焼きそばは、県内産の小麦「さとのそら」を原料とした中力粉を使い、もっちりした食感を楽しめる。川越市役所を訪問した同社埼玉ゾーンの藤田恵実ゾーンマネジャーは「100周年を迎えた市を盛り上げたいと思い、商品を開発した」と説明。サツマイモを提供した山田園の山田哲也代表は「川越のサツマイモをさらに知っていただくため、今後もコラボレーションできればいい」と期待を込めた。

 同社と市は11日、包括連携協定を締結。県内で協定を結んだのは、県と19市の20自治体となった。

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