全島一は王者「威風神威」 徳之島=4大タイトル闘牛、ファン3千人詰め掛ける

伊仙の徳之島なくさみ館で10月16日、闘牛の各階級王者が決まる「徳之島4大タイトル大闘牛大会」(徳之島闘牛連合会主催)があり、島内外から闘牛ファン約3000人が詰め掛けて熱戦を楽しんだ。

南海日日新聞【写真】 挑戦者を追い込む威風神威(手前)=16日、伊仙町目手久

取組は全6番。大一番の全島一戦は8連勝無敗の王者「威風神威」(元牛若赤丸)と「山伸大王」の対戦。威風神威は開始後わずか8秒で挑戦者を退けて5度目の防衛を果たした。

ミニ軽量級は「友花形光ちゃん号」、軽量級は「六代目戦勝若力首領鬼」、中量級は「基山八宝」が勝利を収め、すべての階級で現王者が王座を守った。

会場のなくさみ館が完成から10年の節目を迎えたことから、大会は「徳之島なくさみ館建立10周年記念」を冠して開催された。

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