黎明館企画特別展「茶の湯と薩摩」 11月6日まで開催中

茶道人.com編集部[著]

黎明館(鹿児島県鹿児島市)では、企画特別展「茶の湯と薩摩」を11月6日まで開催中です。本展では、茶の湯の伝来と、千利休による侘茶の大成から始まり、戦国武将と茶の湯や、琉球の茶の湯など、歴史の動向や交流によって受け継がれた茶の湯の歴史をたどります。

薩摩の茶の湯の様相を、茶道具を中心に歴史資料や出土遺物等を通じて紹介するとともに、桃山茶陶「織部洲浜形手鉢」をはじめとする茶の湯で重用された名品も展示されます。また、戦国武将と茶の湯の役割について、千利休の弟子であった島津義弘や、利休七哲の一人である細川忠興など、九州の戦国武将に焦点を当てて紹介されています。

この機会にぜひ、薩摩で受け継がれた茶の湯の歴史を、名品ともに鑑賞してみてはいかがでしょうか。

2022年11月6日まで。
黎明館

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