「県の石」ヒスイ11月4日に指定 県のシンボルへ認知を 糸魚川市で官民連携実行委設立 式典実施やPR展開

 県が19日、ヒスイを11月4日付で「県の石」に指定すると発表したことを受け、糸魚川市は同日、同市一の宮1の市民会館で、指定日に実施する記念式典・祝賀会、今後の事業展開に向けて官民連携の組織「ヒスイ県石(けんせき)指定記念事業実行委員会」(構成14団体)の設立総会を開いた。

「ヒスイ県石指定記念事業実行委員会」の設立総会(19日午前、市民会館3階会議室)

 設立総会には井川賢一副市長(市長代理)をはじめ、委員と来賓が出席。実行委員長に米田徹市長、副実行委員長に「翡翠を新潟県の石にする会」の髙瀬吉洋会長、県糸魚川地域振興局の福岡肇局長を選出した。
 審議では、事務局の市商工観光課が委員会の規約、記念式典・祝賀会の概要、本年度以降の事業計画について提案し、了承を得た。委員から若手の参画や県内全域・県民全体へPRを求める意見、提言が挙がった。
 髙瀬副実行委員長は関係者をはじめこれまでの多くの尽力・協力に感謝。各位の熱い思いがまとまれば「必ずやヒスイが新潟県のシンボルとして、みんなから認知される」と話し、始動に当たって結束を呼び掛けた。
 記念式典は11月4日午前10時30分から青海総合文化会館で実施。ユーチューブなどで動画配信される。

© 株式会社上越タイムス社