アパホテル、2024年夏開業は東区上大須賀 JR広島駅周辺は5施設に

 
 ホテルチェーンのアパグループ(東京)は20日、JR広島駅(広島市南区)の北側に2024年夏の開業を予定しているホテルの建設地を東区上大須賀町と発表した。アパホテル広島駅新幹線口(仮称)で、23年以降に着工する。

 予定地は広島駅の約400メートル北西で、現在は時間貸し駐車場がある。アパグループが9月28日に用地を取得した。ホテルは14階建て延べ約5千平方メートルで、294の客室やレストラン、大浴場が入る。

 アパグループは既に広島駅周辺で2施設を運営。24年秋に南区荒神町、26年春に駅の南隣にある旧フタバ図書ギガ広島駅前店跡地でもホテルを開業する。駅周辺に5施設、計1954室を構えることになる。

 既存2施設の22年3~9月の平均稼働率は90%を超えている。同社は「需要や運営効率の向上を踏まえ、広島駅周辺で集中的に出店している」と説明した。

アパグループが2024年の開業を予定しているホテルの建設予定地(広島市東区上大須賀町、10月)

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