上越市高田城址公園で２０日、樹木などの冬囲い作業が始まった。１２月上旬まで、公園管理人ら職員が園内の低木約５０００本に作業を行っている。
降雪を前に毎年行う恒例の作業。公園内のサツキやツツジなどの地面周辺に穴を開け、そこに竹を３本立てて先端、中央、底辺を縄で縛って固定する。
同日は、職員８人で忠霊塔前の通り沿いの約２００本に冬囲いを施した。公園管理人の宮﨑直樹さんによると、２年前の大雪でも冬囲いにはほとんど被害がなかったといい、「今年は寒くなるのが早い印象だが、基本に忠実かつ丁寧に仕事をしていきたい」と話した。
１１月１６日からは、公園内のブロンズ像の冬囲いも始めるという。
