高松市のコンビニにペットボトル回収機 海洋ごみ削減などにつなげる 四国では初導入

香川県高松市のコンビニエンスストアにペットボトルの回収機が設置されました。四国のコンビニでは初めての取り組みです。

回収機が設置されたのは高松市錦町のセブン-イレブンの店舗です。この取り組みは、使用済みのペットボトルのリサイクルを進めようと、セブン-イレブンが高松市や公益財団法人日本財団と共同で行います。

日本財団によると、日本では1年間に販売されるペットボトル、約217億本のうち、3.3%がポイ捨てなどによって海に流出しているそうです。ペットボトルを回収・リサイクルすることで、海洋ごみの削減などにつなげます。

セブン-イレブンはこの取り組みを5年前から行っていて、岡山県では、岡山市や倉敷市の120の店舗に回収機が設置されています。

四国の店舗では今回が初めての導入で、11月までに高松市のセブン-イレブンの店舗、40店に設置される予定です。

ちなみに回収機にペットボトルを5本投入するごとに、セブン-イレブンなどで使えるポイントが1ポイント与えられます。

(セブン-イレブン・ジャパン/飯沼一丈 執行役員)
「お店の数、また、四国全域に関しても、いろいろな方とご相談しながら、必要に応じて増やしていければと思っている」

© 株式会社瀬戸内海放送