劇団スーパー・エキセントリック・シアター第60回記念本公演「堕天使たちの鎮魂歌〜夢色ハーモニーは永遠に〜」いよいよ開幕

劇団スーパー・エキセントリック・シアター第60回記念本公演「堕天使たちの鎮魂歌〜夢色ハーモニーは永遠に〜」が、池袋・サンシャイン劇場にて10月21日〜11月6日に上演、初日を前に公開稽古と会見を行った。

毎年恒例の取材会では、三宅裕司、小倉久寛と共に現在放送中のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の安達盛長役で大活躍した野添義弘が登壇した。

まず始めに今作の見どころを聞かれた座長の三宅は「ミュージカル・アクション・コメディーを旗印にしている劇団ですので歌、ダンス、アクション、笑いを盛り込んだ舞台をやってきましたが、43年目にして初めて歌に特化した“音楽喜劇”です。たくさん笑っていただきながら、最後は感動に持っていく作品ですので、最後の歌がうまくいかないと成り立たないストーリーです。歌う女優陣は約1年近く一生懸命練習しました」と劇団員にプレッシャーをかけつつも作品に対し熱く語った。

役どころを聞かれ「腕利きのプロデューサーです」とイケメンボイスで言い放った瞬間、会場を笑いに包んだ小倉は、「(春風亭)昇太さんからいつも同じメガネばかりかけてちゃダメだからと言って新しいタイプのメガネをもらい、SETの作品では43年目で初めて舞台上でメガネをかけています」と役作りについても話した。メガネをかけると恥ずかしさが半減するからこのメガネに頼っているところもあると告白する小倉に「だから普段の(小倉の)良さが出てないんだ」とすかさず三宅にツッコまれ、いつもの二人のやりとりでまた会場を沸かせた。

入団40年目を迎え、今年はNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に大抜擢された野添は、今作ではダンスシーンがあるという。「私が踊るにはふりが大きくて困ってます」と緊張気味に話した。

また、毎年恒例のファンも心待ちにしている「三宅と小倉のシーン」について三宅が「歌ネタコントを演ります。これは本番を観に来てくださったお客さんだけが観れる特典」と自信をのぞかせた。

最後に「歌に特化していて、ギャグをたくさん盛り込み、最後は感動に持っていく変わらない創り方ですが、ラストの歌でどれだけ感動できるか期待しながら、途中はたくさん笑いながら観ていただきたい」と三宅が締め括った。

1979年、“ミュージカル・アクション・コメディー”を旗印に「解かり易くて誰もが楽しめる、サービス精神旺盛な舞台」を志向して結成した劇団スーパー・エキセントリック・シアター(SET)は2019年に創立40周年を迎えた。毎作品、社会性のあるテーマをきちんと伝えながらも、お客様を楽しませることだけを追求し、笑い・ダンス・歌・アクション・アクロバット・楽器など様々な要素を取り入れた舞台を上演し続けている。
劇団は今年43年目、作品は60本目となる。今作は音楽業界を舞台に新旧ディーバたちが熱いバトルを繰り広げる。

女性3人組ソウルシンガー「ディーバ」は、実力はあるものの長年鳴かず飛ばず。そんなどん底の彼女たちにある日、ビジュアルとダンスセンスは良いが歌は最悪というアイドルグループの替え玉の依頼が舞い込む。仕掛け人の大物プロデューサー(小倉久寛)、事務所社長(三宅裕司)、ディーバのマネージャー(野添義弘)、足を引っ張るライバルたち…それぞれの思惑が絡む中、極秘プランが始動!彼女たちの歌声が奏でるその先に待っているのは、厳しい現実か、輝く夢か?!

今年は「歌」に特化した内容となる。43年目を迎えてもなお毎年新作を創り上演し続け、20代から70代の3世代が揃う日本唯一の劇団SETは、攻める姿勢を忘れない、アグレッシブな爆笑活劇集団。

概要
劇団スーパー・エキセントリック・シアター第60回記念本公演
ミュージカル・アクション・コメディー「堕天使たちの鎮魂歌〜夢色ハーモニーは永遠に〜」
日程会場:
2022年10月21日(金)〜11月6日(日) サンシャイン劇場
2022年11月9日(水) 秋田県鹿角市
劇団SETホームページ:https://www.set1979.com/stage/

The post 劇団スーパー・エキセントリック・シアター第60回記念本公演「堕天使たちの鎮魂歌〜夢色ハーモニーは永遠に〜」いよいよ開幕 first appeared on シアターテイメントNEWS.

© 株式会社テイメント