コスモス見頃 足利の史跡周辺

コスモス摘みを楽しむ園児たち

 栃木県足利市藤本町の国指定史跡藤本観音山古墳周辺でコスモスが見頃となり、地元の矢場川幼稚園の園児らが20日、花摘みを楽しんだ。

 農福連携に取り組むNPO法人あがた農楽園と社会福祉法人渡良瀬会が約1ヘクタールの敷地の雑草管理や景観形成を兼ねて栽培し、2年目。見頃は11月中旬までという。

 コスモス畑を訪れた同園の園児や同会の施設を利用する障害者ら約100人は、色とりどりの花を摘んでいった。同法人が飼育している子ヤギ2匹もお目見えし、子どもたちを喜ばせた。

 同幼稚園年長組の永井歩乃莉(ながいほのり)ちゃん(6)は「花摘みは楽しかった。来年は小学生になるので、次は家族と一緒に来たい」と話していた。

 土日限定で一般市民も無料で花摘みができる。

コスモス摘みを楽しむ園児たち

© 株式会社下野新聞社