死んだマガモから簡易検査で県内初の鳥インフルエンザ陽性反応 環境省で遺伝子検査実施へ=静岡

静岡県は、静岡県湖西市で見つかった死んだマガモ1羽から、A型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出たと発表しました。静岡県内で、簡易検査による鳥インフルエンザの陽性反応が確認されたのは史上初めてです。

静岡県は10月21日夕方に緊急の会議を開き、21日午前、湖西市新居町で市の職員が死んだマガモ1羽を施設の敷地内で発見し、県が簡易検査を行ったところ、A型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出たと発表しました。県内で、簡易検査による鳥インフルエンザの陽性反応が確認されたのは初めてです。

環境省は見つかった場所の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定した上で、死んだマガモの遺伝子検査を実施する予定です。

県は野鳥観察など通常の接し方では人に感染することはないとしていますが、死んだ野鳥を見かけても触れないよう呼びかけています。

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