モビリティ・フィンテックのムーヴがエムソ・アセット・マネジメントから英国事業拡充のため1500万ポンドの資金調達枠を確保

ロンドン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 世界初のモビリティ・フィンテック企業でウーバーのEMEA最大の車両供給パートナーであるムーヴは、8月の立ち上げが成功を収めた英国事業の拡大のためにエムソ・アセット・マネジメントから1500万ポンドを調達したことを発表します。

ムーヴは今年8月、ゼロエミッションの最新車両へのアクセスを定額の週額料金でモビリティ起業家に提供する100%EVのrent-to-buy(購入に向けたレンタル)モデルを立ち上げました。この新たな資金調達枠により、ムーヴは2025年末までに車両数を1万台に増やし、ウーバーのプラットフォームにおけるロンドンで最大のEVパートナーとなることができます。

英国生まれのナイジェリア人起業家のラディ・デラノとJide Odunsiにより創設されたムーヴは、自動車所有の民主化を目的に2020年にナイジェリアで事業を立ち上げました。これまでにサハラ以南アフリカの9市場とインドに進出しているムーヴは、ライドシェア、ロジスティクス、インスタント・デリバリーといった業界の数百万人のギグワーカーにとって車両ファイナンスへのアクセスが限られている現状を打破する「モビリティ・フィンテック・セクター」を牽引しています。

ムーヴの代替クレジット・スコアリング技術は、これまで金融サービスを受けることができなかった人々に車両ファイナンスへのアクセスを提供します。過去2年間、ムーヴは持続可能な雇用創出と資産保有への道筋を可能にしてきており、顧客がムーヴの資金的支援を受けた車両の走行回数は900万回を超えています。

ロンドンは、ウーバーの世界的な電化への取り組みを先導しており、現在、ウーバーが事業を展開している都市で最大の7000台を超えるEVが稼働しています。ムーヴのロンドン事業は、2025年までにロンドンのプラットフォームの完全電化を達成するというウーバーの目標に向けた前進を可能にします。

また、このロンドンでのEV移行を実現するために、ムーヴはMoove Chargeを立ち上げました。これは、初のエンドツーエンドの充電体験を提供するライドシェアのドライバー専用の包括的なEV充電ネットワーク・アプリで、利用者はロンドン最大規模のローミング・ネットワークを通じて充電施設の検索、充電管理、支払いを行うことができます。

ムーヴの共同創業者で共同最高経営責任者(CEO)のラディ・デラノは、次のように述べています。「今回の資金調達は、ムーヴにとって非常に重要な時期に実現しました。当社の国際的拡大が英国とインドで進行していますが、モビリティ起業家にとって手ごろで利用可能な車両ファイナンスは世界的な課題であり、まさにそれこそがムーヴが解決に取り組んでいるものであることは、すでに私たちが明らかにしてきた通りです。英国事業を拡充し、モビリティの電化を推進するためにドライバーの電気自動車への移行を可能にすることを楽しみにしています。」

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ムーヴについて

アフリカで設立された世界的なスタートアップのムーヴは世界初のモビリティ・フィンテック企業で、モビリティ起業家向けに収益ベースの自動車ファイナンスおよび金融サービスを提供しています。代替クレジット・スコアリング技術をライドシェア、eロジスティクス、インスタント・デリバリーなどのプラットフォームに組み込むことにより、ムーヴは独自の業績および収益分析を活用して、それまでは金融サービスを受けることができなかったドライバー向けのローンの引き受けを可能にしています。

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