横浜市の「レシ活」アプリ版が終了へ 間もなく予算上限に

スマホでレシートを撮影して参加する「レシ活チャレンジ」=横浜市中区

 横浜市は21日、物価高騰対策として8月下旬から始めた「レシ活VALUE」のアプリ版が、間もなく予算上限(44億円)に達し、終了する見込みだと発表した。市商業振興課によると、26日前後に上限に達するとみられるという。

 同事業は、市内居住者が市内店舗で食料品や日用品、ガソリンなどを購入したレシートをスマートフォンの専用アプリで投稿するか、郵送申請すると利用額の最大20%のポイント還元(還元上限額は1人3万円)が受けられるというもの。

 同課によると、14万人程度と見込んでいたアプリ版の参加者数は19日までに33万人超と想定を大きく上回った。当初、実施期間は11月末までだったが、予算を積み増して12月末まで1カ月間延長すると今月上旬に発表したばかりだった。

 アプリ版ではなく、郵送で参加する人は12月末までに発行されたレシートを利用した申請が可能という。

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