印象派と出会う芸術の秋 栃木県立美術館、開館50周年記念展が22日開幕【動画】

県立美術館の開館50周年記念展の内覧会で、作品を鑑賞する関係者ら=21日午前11時55分、宇都宮市桜4丁目

 印象派を中心にフランス絵画の100年をたどる県立美術館開館50周年記念展「印象派との出会い-フランス絵画の100年 ひろしま美術館コレクション」(県立美術館、下野新聞社、共同通信社主催)の開会式と内覧会が21日、同館で開かれ、福田富一(ふくだとみかず)知事をはじめ関係者約60人がモネやルノワールらの名画に見入った。22日に開幕する。

 同展はフランス近代美術コレクションが国内外で高く評価されるひろしま美術館の収蔵品から69点を厳選し、県内初開催。フランス近代美術の巨匠たちのみならず、フランス絵画に影響を受けた日本の洋画家らの作品も一堂に会した。

 開会式で福田知事は「県民の皆さまへ感謝を込めて、開館50周年を記念する展覧会を盛大に開催できることをうれしく思う」とあいさつ。下野新聞社の若菜英晴(わかなえいせい)社長は「栃木における芸術の秋を満喫できると思う」と来場を呼びかけた。ひろしま美術館の角倉博志(すみくらひろし)副館長は「多くの皆さまにお楽しみいただけることを願っている」と述べた。

 12月25日まで(月曜休館)。観覧料は一般1200円、高校生以上600円、中学生以下無料。

県立美術館の開館50周年記念展の内覧会で、作品を鑑賞する関係者ら
県立美術館の開館50周年記念展の内覧会で、作品を鑑賞する関係者ら
県立美術館の開館50周年記念展の内覧会で、作品を鑑賞する関係者ら

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