ワクチンの接種間隔がこれまでの5か月から「3か月」に短縮 自治体は接種券の発送準備急ぐ=静岡

新型コロナウイルスについて静岡県は10月21日、医療ひっ迫が懸念されるため感染再拡大注意報を発令しました。そうした中、ワクチンの接種間隔がこれまでの5か月から「3か月」に短縮されました。自治体は接種券の発送準備を急いでいます。

12歳以上のコロナワクチンについて3回目以降は21日から接種間隔が3か月に短縮されました。静岡市には問い合わせの電話が増えていて特に多いのはオミクロン株対応の新しいワクチンをいつごろ打てるのかという質問です。

<静岡市新型コロナウイルス感染症対策課 田中寛規さん>

「まだ本格的にBA.4、BA.5のワクチンがまだ届いてないのもありますので、打てるワクチンを打っていただきたい」

静岡市は、10月末を目途に接種券を発送する予定で準備を急いでいます。また、子どもへのワクチン接種も進んでいます。間隔は、これまで通り5か月ですが静岡市では5~11歳以下を対象とした3回目の接種が9月中旬から始まっています。5歳未満の乳幼児へのワクチン接種も11月中旬から開始予定です。

<静岡市新型コロナウイルス感染症対策課 田中寛規さん>

「計画的に接種に臨んでいただきたいなと。ワクチンの種類に問わず打てる時に打ってもらいたい」

21日、静岡市の集団接種会場はオミクロン株対応ワクチンの予約でいっぱいになりました。副反応を考えて週末の予約が多いといいます。

<ワクチン接種に来た人>

「今回オミクロン対応ということで、今にあってるのかなと思って打ちました。早い方が良いなとは思いますね」

「大人はかなり接種が進んでいるのかなと思いますけど、子どもたちに対するところはちょっと副作用の面とか安全面とかそういったものが気になります」

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