一橋大学とトグルホールディングスが共同で土地利用最適化プロジェクト開始

一橋大学ソーシャル・データサイエンス教育研究推進センターの清水千弘教授・鈴木雅智特任准教授・西颯人特任助教をはじめとする一橋大学SDSチームとトグルホールディングス株式会社は、『土地利用最適化プロジェクト』を発足させた。

『土地利用最適化プロジェクト』ではフェアな不動産マーケットの創造を目指し、一棟物マンション(一棟単位で取引されるマンション)の適正価格の予測精度の向上を最初のテーマとして定める。トグルホールディングスはフェアな不動産マーケットの創造のために土地の利用の最適化が重要であると考えており、プロジェクトに協力することになった。

プロジェクトでは、学生が一棟物マンションの適正価格を予測する機械学習モデルを実装する。一橋大学SDSチームはアルゴリズムの実装方法や統計知識の指導などの技術面でサポートし、トグルホールディングスは、特徴量設計や学習用データの読み込み、実務家の観点からの情報提供やコメントなど、ビジネス面からのサポートを行う。11月初旬に進捗報告会を実施する予定。2022年12月下旬には、実装したモデルの予測精度を公開しコンペティションを行う成果発表会を予定している。

参考:【トグルホールディングス株式会社】一橋大学ソーシャル・データサイエンス教育研究推進センターとの共同プロジェクト、キックオフのお知らせ

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