来春の選抜大会につながる高校野球の第151回秋季九州地区大会が22日、沖縄県内で9年ぶりに開幕した。
沖縄大会2位で初出場のウェルネス沖縄は、佐賀大会1位の佐賀北と対戦する。佐賀北はバッテリーを軸に守り勝つスタイルで、低く鋭い打線も好調だ。ウェルネス沖縄は、持ち前の堅守からリズムをつくって得点につなげたい。
沖縄大会1位の沖縄尚学は、佐賀大会2位の鳥栖と対戦する。鳥栖は全員野球を掲げ、タイプの異なる2投手の継投で勝ち上がってきた。4季ぶり26度目の出場となる沖尚は、強度のある攻守を維持したい。
大会には九州各県から16校が出場する。九州勢の選抜出場枠は4で、九州大会で2勝して4強に入れば選抜出場が有力視される。球場は名護のほか、沖縄市のコザしんきんスタジアムを使用する。
(金良孝矢)