パラリンピックのボッチャで２大会連続でメダルを獲得した廣瀬隆喜さんが１６日、妙高市総合体育館で実演と講演を行った。同市の教育委員会、スポーツ推進委員連絡協議会の主催で行われ、約６０人が参加した。
廣瀬さんは日本ボッチャ界の第一人者。リオデジャネイロ大会で銀メダル、東京大会で銅メダルを獲得した。
実演では基本のアプローチ、プッシュ、ヒットや大技のロビングを披露。ギャラリーを沸かせた。参加者と団体戦も行い、ボッチャの魅力を伝えた。
実演に先立つ講演では、日頃のトレーニングを紹介し、周囲のサポートへの感謝の気持ちを語った。試合時間が長くなる団体戦での集中力持続の難しさに触れた上で、栄養士に着いてもらうようになったことで「前より集中力が切れなくなった」と話した。
妙高市はユニバーサルスポーツとして、ボッチャの普及を図っている。
この日は参加１２チームでボッチャ大会も行われた。
