10月22日、2022年MotoGP第19戦マレーシアGP MotoGPクラスの予選がマレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで行われ、中上貴晶の代役を務める長島哲太（LCRホンダ・イデミツ）は23番手を獲得した。
この日最初の走行となったフリー走行3回目はドラコンディションとなり、長島はセッション中に計5本の新品タイヤを使用した。終盤には2分01秒208をマークし、24番手と順位に変化はなかったが、初日の自己ベストタイムを1.658秒短縮した。
予選前のフリー走行4回目では、長島はセッション中にさまざまなテストメニューをこなしていた。しかし、セッション終盤に小雨が降った影響もあり、10周目に記録した2分01秒540からタイムを更新できず、そのまま走行を終えている。
そして予選Q1は気温34度、路面温度45度のドライコンディションでスタートした。長島はフロントにミディアムタイヤ、リヤにソフトタイヤでアタックを開始し、まずは2分00秒851をマークした。その後、リヤのソフトタイヤを新品に変えて再びアタックを行うと、2分00秒803まで短縮し、14台中13番手につけて23番グリッドを獲得した。
長島は第16戦日本GPでのワイルドカード参戦、そして第17戦タイGP以降の代役参戦と4戦連続で出場し、さまざまな経験を積んできた。23日に行われる決勝では、前戦の第18戦オーストラリアGPでの19位をしのぐ、リザルトとポイント獲得に挑む。
■LCRホンダ・イデミツ長島哲太（予選23番手）
「今日は悪くありませんでした。FP3とFP4では一歩前進できましたが、予選はあまりいいラップタイムを出すことができず少し残念でした。でも、各セッションでたくさんのことを学んでいるし、これは今後、役に立つと思います」
「今のところ転倒も少なく、一歩一歩よくなっています。明日も今日のようなコンディションになることを願っています。ウエットレースにはならないでほしいです。今日は満足しています。明日がどうなるか楽しみです」
