子ども食堂、宮崎県内広がる 物価高でも「地域の絆」拠点に

 子どもに無料や低額で食事を提供する子ども食堂が宮崎県内で増加している。コロナ禍前の2019年の33カ所から、今年4月現在で過去最多の67カ所と倍増。地域の交流の場として認知度が高まったことや、コロナ禍で子どもの支援の必要性を感じる人が増えたことなどが要因とみられる。物価高で運営に影響を受けながらも、関係者は「子どもたちにおいしい料理を届けたい」と努力を続ける。

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