アストロズ3連勝でリーグ優勝に王手 ヤンキースはコールで勝てず

リーグ優勝決定シリーズ第3戦【アストロズ5-0ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

本拠地での2試合に連勝したアストロズは、敵地ヤンキー・スタジアムに移った第3戦でもヤンキースに主導権を握らせず、投打が噛み合って5対0で完勝。昨季に続いて2年連続、直近6シーズンで4度目となるリーグ優勝に王手をかけた。勝利投手は6回途中1安打無失点の快投を見せたアストロズ先発のクリスチャン・ハビアー。ヤンキース先発のゲリット・コールは6回途中5安打5失点(自責点3)で敗戦投手となった。

1回表二死1・2塁の先制機を逃したアストロズは、2回表二死から中堅ハリソン・ベイダーのエラーでクリスチャン・バスケスが出塁し、続くチャス・マコーミックがライトへの2ランを放って先制。先発のハビアーは4回裏一死からジャンカルロ・スタントンに二塁打を許すまでヤンキース打線を無安打に封じる快投を見せた。

6回表には先頭のアレックス・ブレグマンの二塁打から無死満塁とチャンスを広げ、ヤンキース先発のコールをノックアウト。2番手のルー・トリビーノからトレイ・マンシーニが犠飛、バスケスが2点タイムリーを放ち、5対0とリードを広げた。

ハビアーは6回途中で降板し、その後は2番手のヘクター・ネリス、3番手のライン・スタネック、4番手のハンター・ブラウン、5番手のラファエル・モンテロ、6番手のブライアン・アブレイユが無失点リレーを展開。6投手のリレーでヤンキース打線をわずか3安打に封じ、5対0で完勝した。

アストロズとヤンキースが対戦するのは、レギュラーシーズンを含めて今日が今季10度目だったが、ヤンキースはここまでリードを丸1イニング保ったことがないという状況。なお、明日の第4戦はランス・マカラーズJr.(アストロズ)とネスター・コルテス(ヤンキース)の先発が予定されている。

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