イニエスタが明かす鬱病との闘い 「妻を抱きしめても…」

ヴィッセル神戸でプレーする元スペイン代表アンドレス・イニエスタ。

彼は2018年の時点で鬱病を経験したことを明かしている。このほど出演したYoutubeの『The Wild Project』でもこんな話をしていたそう。

「鬱病と闘っていた時、一日のなかで一番楽しかったのは薬を飲んで寝ることだった。

人生の喜びを失っていた。妻を抱きしめても、枕を抱きしめているようだった。何も感じないんだ」

感情を喪失した状態を経験していたようだ。また、いまでもセラピーに通っているそうで、「人生が教えてくれる、鬱やメンタルヘルスは誰に対しても影響を与えうると。世界中の車や欲しいもの全てを手に入れても、人生の問題に立ち向かうのはつらい。脳を鍛える必要がある」とも話していたという。

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将来については「バルセロナに戻りたいね、監督やスポーツディレクターとしてね。でも、まずは様々な分野で勉強しなければいけないし、その後にどうなるか見てみよう」と話しているそう。

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