ドレイク、21サヴェージとのコラボアルバムを10月28日に発売すると発表

Drake and 21 Savage - Photo: Prince Williams/Wireimage

今年6月に発売されたドレイクのアルバム『Honestly, Nevermind』のフィナーレを飾る21サヴェージ(21 Savage)との「Jimmy Cooks」のミュージック・ビデオが2022年10月23日に公開され、その映像の中で、2人による新作アルバム『Her Loss』が2022年10月28日に発売することが明かされた。

ドレイクが「Jimmy Cooks」のミュージック・ビデオを発表した後、この共同にアルバム関するネット上の憶測は勢いを増した。また、ドレイクは水曜日にアトランタで行われた21サヴェージのコンサートに予告なしに登場し、ファンを驚かせた。

<YouTube: Drake & 21 Savage - Jimmy Cooks>

今年6月のアルバムのサプライズ発表

2022年、ドレイクはサプライズ・リリースに傾倒している。6月16日にInstagramでニューアルバム『Honestly, Nevermind』を発表してファンをからかったわずか数時間後に、ラップ界のスーパースターは14曲のアルバムをリリースしている。

このアルバム『Honestly, Nevermind』に参加しているゲストは、前述の21サヴェージが1人のみだった。ドレイクはエグゼクティブ・プロデューサーとして、彼の常連であるノア “40 “シェビブ、オリバー・エルカティブ、そしてエンジニアのノエル・カダストルを起用。さらに、南アフリカのハウスプロデューサー、ブラック・コーフィーともタッグを組んでいる。エレクトロニック界のスターであるブラック・コーフィーは、アルバム『Subconsciously』でグラミー賞を受賞した2021年に続き、地球上で最も大きなラッパーの一人と仕事をする多忙な1年となった。

このアルバムには「Currents」「Overdrive」「Tie That Binds」が収録されており、後者ではドレイクが恋人のことを歌い、彼女の視線に魅了される様子が描かれている。クラブテイストのサウンドはアルバム全体に浸透しており、ドレイクがこれまで以上にダンスミュージックに傾倒していることがわかる1枚となっている。

このアルバムの6曲を手がけた有名DJ兼プロデューサーのカーネイジが、アルバムの告知記事で「史上最高のダンスアルバム」と表現したことから、ファンはこのアルバムがクラブミュージックからインスピレーションを受けていることを推測し始めた。また、Ry X、&Me、Rampaといった世界中のエレクトロニックミュージックプロデューサーが参加していることからも、ダンスミュージックにフォーカスしていることがうかがえる。

Written By Will Schube

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