野生のシカと鮮やかな紅葉に心なごむ古都・奈良の顔【紅葉2022|奈良公園|奈良市】
<見頃予想>10月下旬~12月初旬
国の天然記念物にも指定されている野生のシカが生息する『奈良公園』。奈良県奈良市にあるこの広大な公園は、古都・奈良の「顔」であり、1年を通して多くの観光客でにぎわう。
秋になると、10月下旬ごろからサクラの紅葉が始まり、そこから次々とイチョウ、モミジも鮮やかな色を魅せる。
紅葉の絨毯にシカがのんびりと腰をおろすさまはなんとも奈良らしい心なごむ風景。
広い園内は時間ごとに雰囲気が変わるので、朝夕に散策をしてみたり、昼は春日野園地や若草山周辺の芝生でのんびりと過ごすのもオススメ。
公園内の数ある紅葉のビュースポットでオススメなのが、浮見堂周辺。
鷺池に浮かぶ小さな東屋と池のほとりで色づく紅葉の取り合わせは、まるで絵巻物の世界。水面に映る紅葉もまた美しい。さらに日が暮れて浮見堂がライトアップされるとぐっと幽玄な趣となるので、夜の紅葉も楽しみたい。
豊かな自然、野生のシカ、そして貴重な歴史的文化遺産と、奈良の魅力が詰まった奈良公園で、秋の1日をゆっくりと過ごしてみてはいかが。
奈良公園のシカについて
野生のシカとふれあえるのも奈良公園の魅力のひとつ。しかし、残念なことに近頃は人とシカの事故や人の捨てたごみを食べて病気になるシカも増えているそう。
「むやみに近寄らない、シカにいたずらしない」
「鹿せんべい意外の食べ物を与えない」
「ごみを捨てない」
「小さなこどもだけで近づかない」
など、ひとりひとりの心がけで、奈良が誇る「シカと自然」を守りたい。
お問い合わせ先
奈良公園事務所(0742-22-0375)
奈良公園(ならこうえん)
- 住所/奈良県奈良市雑司町、高畑町、登大路町、春日野町一帯
- 電話/0742-22-0375
- 営業時間/終日
- 定休日/無
- 駐車場/無(近隣に有料P有)