城間市長「バトンタッチは知念氏しかいない」 選挙戦は「オール沖縄」と距離<那覇市長選>

 城間幹子那覇市長は23日、自らの後継として支持を明確にした知念覚氏(59)=自民、公明推薦=の初当選に「私の2期8年の流れをくむのは知念氏。バトンタッチは彼しかいない」と語り、安堵の表情を見せた。

 城間市長は3期目の不出馬を発表した後、過去2度の選挙戦で支援を受けた「オール沖縄」と距離を置いた。「保守中道」といった言動がかえって選挙戦の政治的関心を高めたが、選挙結果は「知念氏の行政手腕が評価された」と強調した。

 那覇市の市政運営において基地問題のウエートは大きくないとしながらも、「オール沖縄」の動きには「知念氏には大同団結、再結集を呼び掛けたいと思う」と語った。

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