“全日本切符に10秒届かず”十八親和銀17位 メモリード30位 全日本実業団女子駅伝予選

 全日本実業団対抗女子駅伝「クイーンズ駅伝」(11月27日・宮城)の第8回予選会「プリンセス駅伝」は23日、福岡県宗像市の宗像ユリックス発着コース(6区間42.195キロ)で行われ、パナソニックが2時間18分6秒で制した。
 31チームが出場し、上位16チームが全日本切符を獲得。長崎県勢は十八親和銀行が2時間22分38秒で17位と健闘したが、16位まで10秒届かなかった。メモリードは2時間32分58秒で30位だった。
 パナソニックは2区渡邊が先頭に立つと、以降も安定して上位でリレー。最後はアンカー信櫻が九電工との優勝争いを制した。
 十八親和銀行は昨年の25位から17位に大きく順位を上げた。1区北原が11位発進し、2区明石で8位に浮上。19位でたすきを受けたアンカー光恒は、京セラの途中棄権もあって2チームを抜き、一時は16位肥後銀行の背中も捉えたが、終盤に離された。メモリードはレース序盤の遅れを取り戻せなかった。


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