スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションは、10月12日付けで11月5〜6日にモビリティリゾートもてぎで開催される第8戦『MOTEGI GT 300km RACE GRAND FINAL』のサクセスウエイト重量を発表している。スーパーGTではそのシーズンの参戦8戦目からウエイトがゼロになるが、3台にまだウエイトの表記がある。
スーパーGTではそれぞれの競技会の成績にともない、次競技会に向けた性能引き下げ措置が課されることがスポーティングレギュレーションに明記されており、シリーズの最大の特徴のひとつとなっている。近年は参戦6戦目までシリーズ得点の累積1ポイントあたりGT500クラスは2kg、GT300クラスは3kgのウエイト積載が課される。
このウエイトは、シリーズ参戦7戦目には累積1ポイントあたりGT500クラスは1kg、GT300クラスは1.5kgの積載となり、参戦8戦目では積載されない。シリーズ全戦に参戦していたチームは、8戦目となる第8戦もてぎはウエイトはゼロとなり、“ガチンコ”でチャンピオン争いを展開することになる。
ただ、そのシーズンで欠場があったチームについては8戦目に到達しないため、サクセスウエイトが残っている。今回の第8戦でウエイトが残っているのは、開幕戦を欠場したHACHI-ICHI GR Supra GT、第4戦富士を欠場したHOPPY Schatz GR Supraがそれぞれ2kg、また第4戦富士以降参戦していないBUSOU raffinee GT-Rが38kgとなっている。BUSOU raffinee GT-Rは第8戦も参戦しないことから、ウエイトを積む車両は2台となった。
ほぼ全車がノーウエイトとなる戦いは第1戦岡山以来。ガチンコ勝負のなかで誰がタイトルをつかむだろうか。
