アストロズが逆転勝利で4連勝 2年連続のワールドシリーズ進出!

リーグ優勝決定シリーズ第4戦【アストロズ6-5ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

初戦から3連勝して2年連続のワールドシリーズ進出に王手をかけていたアストロズは、2回までに3点をリードされながらも6対5で逆転勝利。ヤンキースを4連勝スイープで退け、球団史上5度目のリーグ優勝を成し遂げた。アストロズ2番手のヘクター・ネリスが勝利投手となり、5番手のライアン・プレスリーがセーブを記録。ヤンキース3番手のジョナサン・ロアイシガが敗戦投手となった。

もう1敗も許されないヤンキースは、初回にジャンカルロ・スタントンとグレイバー・トーレスのタイムリーで2点を先制し、2回裏にはアンソニー・リゾにタイムリー二塁打が飛び出して3点をリード。しかし、アストロズは3回表にジェレミー・ペーニャの3ランで試合を振り出しに戻し、ユリ・グリエルのタイムリーで勝ち越しに成功した。

4回裏にリゾのタイムリーでヤンキースが同点に追いつき、6回裏にはハリソン・ベイダーが今年のポストシーズンで5本目のアーチとなる勝ち越しソロを放ったものの、アストロズは7回表に二塁トーレスのエラーで一死1・2塁のチャンス。ここでヨーダン・アルバレスとアレックス・ブレグマンに連続タイムリーが飛び出し、6対5と試合をひっくり返した。

7回裏を3番手のブライアン・アブレイユ、8回裏を4番手のラファエル・モンテロ、そして9回裏を守護神プレスリーが三者凡退に抑え、アストロズが6対5で逃げ切り。6年連続リーグ優勝決定シリーズ進出という黄金期を築くなか、2017年、2019年、2021年に続いて直近6シーズンで4度目のリーグ優勝を成し遂げた。

なお、アメリカン・リーグ王者のアストロズとナショナル・リーグ王者のフィリーズが対戦するワールドシリーズは日本時間10月29日にスタートする。

© MLB Advanced Media, LP.