仙台・太白区の業者が作った弁当を食べた29人が食中毒の症状

仙台市太白区の弁当業者が作った弁当を食べた29人が、下痢や腹痛などを訴えました。仙台市保健所は食中毒と断定し、この事業所を24日から3日間の営業停止処分にしました。

営業停止処分を受けたのは、太白区の弁当製造販売業のやまと給食センターです。

仙台市によりますと、このセンターが製造し黒川郡の事業所に配達した日替わり弁当を3日から7日までの間に食べた人のうち29人が下痢や腹痛、発熱などの症状を訴え、このうち10人からサルモネラ菌が検出されました。

弁当を作った従業員や調理器具、検査用に保存していた食品からサルモネラ菌は検出されませんでしたが、仙台市は症状を訴えた人が共通して弁当を食べていたことから、食中毒が原因と断定しました。

仙台市保健所はやまと給食センターを24日から3日間の営業停止処分にしました。

症状を訴えた29人は、いずれも快方に向かっているということです。

© 株式会社東日本放送