暴言教師 去年度も指導をめぐり保護者から相談 福山市

福山市内の小学校で「地球から消えてほしい」などと担任の女性教師が生徒へ暴言などをしていた問題で、以前から指導をめぐり保護者から相談があったことが分かりました。

「この場を借りて心からお詫び申し上げます。本当に申し訳ございませんでした」冒頭で教育長が謝罪する異例の場となった市教委の定例会議。

担当課から市内の小学校でおきた担任の女性教師による生徒への暴言などの経緯が報告され、同学年のおよそ半分の生徒がこの教師の指導でいやな思いをしたり、不適切な指導を見たり聞いたりしたとアンケートに答えていたことや、去年も指導が厳しすぎると別の保護者から学校に数回相談があったことが報告されました。

三好雅章教育長「個性・特性を大事にしながら教育活動を進めることを中心に掲げてやってきているなかでのこういった事案、残念でなりません。本当に申し訳ありません」

被害を受けた児童の保護者によると、児童はいまも学校に通うことができない状況で「早く学校に行きたいでも先生たちがこわい」と話しているということです。

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