俳優の松岡広大が２３日、都内で俳優業１０周年を記念したアニバーサリーブック「松岡広大 １０ｔｈ ＡＮＮＩＶＥＲＳＡＲＹ ＢＯＯＫ－再会－」の発売記念イベントを行ったことを、各メディアが報じた。
東京都生まれの松岡は、２００９年４月オーディションに合格し大手芸能事務所・アミューズに所属。１２年３月から放送されてテレビ朝日系の戦隊シリーズ「特命戦隊ゴーバスターズ」で俳優デビューを果たした。
アニバサーサリーブックでは、これまでの出演作の振り返りや、タイトル「再会」にちなんで学生の頃から親交の深い俳優の北村匠海、矢部昌暉らとの鼎談を掲載。
デビューから１０周年の節目を迎えた松岡は、「『もう１０年か』と同じように、『まだ１０年か』といった矛盾した感じ」と複雑な心境を打ち明けながら、「これまで過去のことを赤裸々に語ることはなかったので、うれしいですね。ありのままの姿を見ていただけるのが何よりも幸せ。この仕事に真摯にこれからも向き合っていきたい」と意気込んだという。
所属事務所の先輩で俳優の岸谷五朗ら俳優、脚本家らからも寄稿があり、「『あなたは変わってない』というような言葉をいただけたので、自分が信じてきたものが、間違いはあったかもしれないですけど、ちょっと信じられるようになったのはいい機会だなと思います」と感謝したという。
「松岡の所属事務所は、佐藤健、神木隆之介が独立し、若手での俳優の筆頭は吉沢亮。吉沢の下の世代をいかに育成するかが事務所が抱えている課題で、どの若手俳優にもチャンスがある。わざわざアニバーサリーブックも発売してもらって取材会まで組んでもらえる松岡に対しては事務所も多大なる期待を寄せているはずで、今後、どんな作品と役柄に出会うか次第でブレークできるかどうかが決まるはず」（芸能記者）
松岡にとって今後が勝負になりそうだ。
