今も癒えない傷跡はこんなところにも…。
<三島乾児カメラマン>
「安倍川河川敷、画面手前のグランドは使えるようになりましたが、対岸のグランドは使用できない状態が続いています」
年間20万人が利用する静岡の市民スポーツの聖地・安倍川河川敷。台風から1か月が経つ今も、ほとんどが使用できない状態です。
<静岡市スポーツ振興課 小山貴史主任主事>
「河川敷地内に川の水がのってしまって、その結果、掘削があるグラウンドや土砂が流れてしまったグラウンドが多い」
安倍川の河川敷には19の広場がありますが、10月23日までに一部でも使える状態になったのは3か所。残り16の広場は今も被害が深刻で、すべての広場が使えるようになるのは2023年8月末の見通しです。
ようやく使えるようになったスポーツ広場には、一か月ぶりのソフトボールの試合を楽しむ市民の姿がありました。
<記者>
「1カ月ぶりに試合できてどうでしたか」
<ソフトボールを楽しんだ人>
「うれしかったですね」