京浜急行電鉄（横浜市西区）は24日、11月26日からのダイヤ改正を発表した。これまでは朝夕だけ走っていた特急が、日中も快特と交互10分間隔で運行。汐入、追浜、神奈川新町など特急停車駅利用者の利便性が向上する。同社によると1999年以来、23年ぶりの大幅なダイヤ改正という。
これまでは平日・土休日とも午前10時～午後4時の間は特急が運行していなかったため、急ぐ場合は普通列車に乗り、快特停車駅で乗り換える必要があった。
また、現行ダイヤでは普通列車が途中駅で快特に追い抜かれるケースが多かったが、改正ダイヤでは待ち合わせ駅で相互に乗り換えができるようにする。
空港線から品川・都営線方面の快特の一部も特急に変更し、空港線内の各駅から乗り換えなしで都心に向かえるようになる。
このほか、平日朝の通勤時間帯に運転している「モーニング・ウイング5号」の運行時刻を約30分繰り上げ、品川駅午前8時53分着と通勤に利用しやすい時刻に変更するなど、ウイング号のサービスを改善する。
