新田原共同訓練 米兵大半が基地内宿泊 施設改修は当面見送り

在日米軍再編に伴う日米共同訓練の概要について、新田原基地周辺自治体の首長らに説明する九州防衛局の伊藤哲也局長(左)=24日午後、宮崎市・県防災庁舎

 新富町の航空自衛隊新田原基地(尾山正樹司令)で来月8~18日に行われる、在日米軍再編に伴う日米共同訓練に関し、県と関係市町、九州防衛局の連絡協議会は24日、県庁であった。同局が、訓練に参加する米軍岩国基地(山口県)の米兵約110人の宿泊地は、約90人が新田原基地内、残りが基地外宿泊となることを説明。県や周辺自治体が求めていた、宿泊可能人数を増やす基地内の施設改修については当面見送り、既存施設で対応する考えを新たに示した。

© 株式会社宮崎日日新聞社