きょう25日(火)も上空の寒気の影響で大気の状態が不安定になっている。晴れ間のでる所でも東日本から西日本を中心に所々で雨や雷雨となるため、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意が必要となる。
　また、気温は全国的に平年より低く、北よりの冷たい風で空気が冷たく感じられそうだ。

寒気流入で大気不安定

　日本の上空にはこの時季としては強い寒気が流れ込んで、大気の状態が不安定になっている。
　午前5時現在、九州北部から山陰にかけてと、静岡県から関東南部にかけてそれぞれ雨雲がかかっており、その他も所々で雨が降っている。

　このあとも山陰では昼過ぎにかけて断続的に雨となり、雷を伴う所もありそうだ。
　関東周辺の雨は朝までの所が多いが、日中も雲がとれにくい見込み。
　その他も晴れたり曇ったりと変わりやすく、所々で雨や雷雨となるため、折り畳み傘があった方が良さそうだ。
　大気の状態が不安定なため、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょう、局地的な激しい雨に注意が必要となる。

全国的に北風　東京は11月下旬並みの寒さ

　日中の気温は全国的にこの時季としては低くなりそうだ。
　東海から西では山陰を除いて20℃前後まで上がる所が多いが、同じ関東でも東京や仙台では15℃止まり。
　全国的に冷たい北よりの風が吹くため、日中も空気が冷たく感じられそうだ。
（気象予報士・多胡安那）