大石賢吾知事は24日、長崎県民に運動や食生活改善などを呼びかける「はじめる！長崎健康革命」のスペシャルサポーターに、サッカー元日本代表の大久保嘉人さん（県立国見高出身）が就任したと発表した。来月からテレビCMや新聞広告を通じて、県民に健康づくり推進をPRする。
本県は高血圧の人が多く、喫煙率も高いなど生活習慣の改善が課題。県は健康長寿日本一を目指し、「長崎健康革命」をキャッチフレーズにプラス10分の運動や食事の減塩、野菜摂取、禁煙、健診の促進を図っている。大久保さんの起用理由を、知事は「県民に認知度が高く、親しまれている方。30～50代にも力を入れて革命を起こしたいので親和性は高い」と説明した。
県は、楽しんで健康づくりに取り組めるように、歩数や健康イベントの参加、健診の受診でポイントがたまる「健康づくりアプリ」を開発中で、来年3月に導入予定。ポイントをためると抽選で県産品などが当たる。県は企業に運動や食事の専門家を無料で派遣する「職場の健康づくり応援事業」も実施している。
