アラフォーとなった現在もトップリーグでプレーを続けるクリスティアーノ・ロナウド。
ロナウドは超ストイックなライフスタイルで知られているが、ここでは喫煙しているとされる5人の現役スターたちを見てみる。
マルコ・ヴェッラッティ(PSG)
パリの中盤で要になり続けているイタリア代表MF。何度か喫煙姿を激写されてきた。
2019年に『BBC』の番組に出演したフランス人ジャーナリストが喫煙や飲酒癖を指摘しつつ、「彼がクリスティアーノ・ロナウドのような生活や労働意識を持っていたら、どこまでの高みに到達できたか」と発言したことは大きな話題になった。
また、有名なPSGファンも彼が愛煙家だと証言しており、「本人から電子タバコをやり始めたと言われた」と話している。さらに、若いPSGファンから「次はタバコを隠して」と諭される動画がバズったことも…。
マリオ・バロテッリ(シオン)
溢れる才能を持っていた悪童FW。リヴァプールやブレシアなどで喫煙する様子を激写された。
マンチェスター・シティで彼を指導したロベルト・マンチーニ監督もそれを認めている。
そのうえで、「彼が喫煙しているのは知っている。もし、息子なら尻を蹴っ飛ばしているところさ。だが、彼は息子ではない。吸わないほうがいいとは伝えた。私は常にタバコには反対しているし、息子はそのせいで喫煙していない。イタリアにも喫煙する選手がいるし、英国にもいると思う。バロテッリはそんなには吸わないはずさ。1日5~6本だろう」と話している。
ヴォイツェフ・シュチェスニ(ユヴェントス)
かつてアーセナルでもプレーしたポーランド代表GK。自ら喫煙についてのこんな秘話を暴露している。
「当時は定期的に喫煙していて、ボス(ヴェンゲル監督)もそれをよく知っていた。
彼は誰にもドレッシングルームでの喫煙を許さなかったし、僕もそれを理解していた。
サウサンプトン戦のあと、僕は感情を抑えきれず、チームがまだいる中でタバコを手にした。シャワールームの角に行き、誰にも見えないようなところで火を点けた。
だが誰かが僕を見た。ボスではなかったが、その人物はボスに報告した。
数日後に彼と会い、『本当か』と聞かれた。『イエス』と答えると、彼は僕に罰金を科した。そして、それはこれで終わりだった。
それから『少しだけチームから外れてもらうよ』と言われたが、特に大きな衝突や対立はなかったよ。僕は非常にプロフェッショナルだった」
ただ、その後、移籍したローマでは喫煙するところを見つかったことはないとも断言している。
ラジャ・ナインゴラン(アントワープ)
強烈なタトゥーと破天荒なライフスタイルで知られる元ベルギー代表MF。
喫煙家であることは広く知られており、本人は「煙草を吸うことの何が悪い?俺は肺を鍛えているのさ。それでリラックスできる。何の問題もない。普通の仕事をしている人間も喫煙できないのか?」と豪語している。
ただ、先日、喫煙禁止のスタジアム内で電子タバコを吸ったことが発覚。その前には無免許運転もしていたため、チームから無期限追放の処分を科されている。
ジャンルイージ・ブッフォン(パルマ)
44歳になった現在も現役を続ける元世界最強GK。何度か喫煙する様子をすっぱ抜かれている。
また、ユヴェントス時代の同僚であるデンマーク代表FWニクラス・ベントナーもそれを証言。
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「加入初日のことだった。10~12人のチームメイトがトイレでコーヒーを飲んだり、話したり、タバコを楽しんだりしていた。素晴らしい光景だったね。自分が楽しめるものだった。イタリアでは喫煙が普通のものに過ぎないと理解している。アンドレア・ピルロやブッフォンに何を言えるのか?彼らのキャリアがどれだけのもので、どれだけプロフェッショナルか。バロテッリがUKに来たとき、彼が喫煙したことがメディアで大きく報じられていた。それをよく覚えているよ。面白いね。自分がプレーしたあらゆるクラブに喫煙している選手がいたよ。そしてイタリアではもっと普通のものだった」と話している。