竜星涼が「スタンドUPスタート」でフジテレビ連ドラ初主演

竜星涼が、2023年1月にスタートするフジテレビ系連続ドラマ「スタンドUPスタート」(水曜午後10:00、開始日未定)に主演することが分かった。

ドラマの原作は、「ドロ刑」で知られる福田秀氏が描く、現在も「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載中の大人気コミック。過去の栄光にすがる中年や前科者、就業経験のない主婦、就職活動に挫折した大学生など、さまざまな事情を抱えた“訳あり人材”へ投資する主人公を描くビジネスストーリーだ。

本作の企画を務めるのは「知ってるワイフ」「推しの王子様」などを手掛けた同局の狩野雄太氏。プロデュースは「極主夫道」「新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~」(ともに日本テレビ系)などのヒット作を世に送り出し続ける清家優輝氏、演出は「おっさんずラブ」(テレビ朝日系)や「魔法のリノベ」(フジテレビ系)などの瑠東東一郎氏が担当する。

竜星が演じるのは、「“資産は人なり”。資産を手放す投資家はいない!」という理念を持つ、自称“人間投資家”の三星大陽。投資会社「サンシャインファンド」の社長で、会社組織でうまくいかない人や生きづらさを抱えている人々に、「スタートアップ(起業)しよう!」と声を掛け、それぞれの持つ可能性を見いだしていく。仕事での失敗や挫折をしてしまった人、将来の夢を諦めてしまった人、さまざまな事情を抱えた面々と出会い、再び生きる希望を取り戻させていく。

同系連ドラ初主演となる竜星は「デビューして初めて出演したドラマがフジテレビでした。それから10年以上が経ち、フジテレビの連続ドラマで主演ができることをとても感慨深く、うれしく思います」と率直に述べ、台本を読んで「投資や起業の話でありながらも、読めば読むほど泥臭い人間ドラマです。スタートアップさせることで、新しい人生と生きる価値を手に入れていくストーリー展開に、気が付いたら心が熱くなっていました」と作品の印象を明かす。

役どころについては「無邪気で自分勝手ではあるものの、相手の負の部分もすべて受け入れ、手を差し伸べていく姿はとても情熱的で、エネルギーにあふれた存在だと思いました」と分析。そして、放送に向けて「投資や起業という一見自分には関係ないと感じる人たちにとっても、実はとても身近で、そして何より、人と人とのつながりの大切さをあらためて感じる、熱い“人間再生ドラマ”になっています。ぜひ楽しみにしていてください!」とアピールしている。

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