アロンソ「ランスを抜こうとしてホイール同士が接触。恐ろしいアクシデントだった」:アルピーヌ F1第19戦決勝

 2022年F1第19戦アメリカGPの決勝レースが行われ、アルピーヌのフェルナンド・アロンソは7位でフィニッシュしたものの、ペナルティを受けて15位に降格となった。

 アロンソは、ランス・ストロール(アストンマーティン)との接触でマシンに大きなダメージを負った。その後ノーズを交換してレースを続行したものの、走行中に右のミラーが脱落。7位でフィニッシュしたが、アロンソは安全ではない状態で走行していたとしてハースF1チームが抗議を行った。

 その結果アロンソには10秒のストップアンドゴーペナルティ(レースタイムに30秒加算)が科され、最終的に15位となった。しかしアルピーヌは、この抗議が認められてペナルティを受けたことについて、抗議する意向を明らかにしている。

2022年F1第19戦アメリカGP ランス・ストロール(アストンマーティン)とのクラッシュで舞い上がるフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)のマシン

■フェルナンド・アロンソ(BWTアルピーヌF1チーム)
決勝=15位(※コメントは降格前のもの)
 見応えのある素晴らしいレースだったと思う。最初のセーフティカーで運に恵まれ、その後のミディアムタイヤでのスティントではものすごく速かった。

 リスタートの直後にランス(・ストロール)を抜こうとしたところ、彼がクルマを寄せてきてホイール同士が当たってしまった。これはもうリタイアになるだろうと思ったし、とても恐ろしいアクシデントだったよ。ところが、僕のクルマはかなり頑丈に作られていて、フロントウイングを交換しただけで走り続けることができたんだ。チームとしての今日の仕事を誇りに思う。

 終盤のスティントでタイヤを最後まで持たせたのはスゴイことだったし、最後の数周でランド(・ノリス)には抜かれたものの、こうしてレースを完走して、ポイントまで持ち帰れたからね。

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