障がい児の支援施設が給付金を不正に受給していたなどとして、静岡県浜松市は、NPO法人に対し約8700万円の返還を求める処分を下しました。
給付金を不正に受け取っていたのは、静岡県浜松市のNPO法人です。
このNPO法人は、障がい児を支援する浜松市内2つの施設で、管理責任者を配置せず運営を行い、2019年4月から2021年8月までの間に、給付金約6200万円を不正に受給しました。
浜松市は、10月25日付けで障がい児通所支援事業所の指定を取り消し、児童福祉法に基づき40%を上乗せした約8700万円を返還するよう求めました。
2021年9月、スタッフの内部告発により発覚し、このNPO法人は9月先末で施設の運営から撤退しています。
市は詐欺罪に当たるとして、刑事告訴しています。